原発事故に学ぶEXCEL・VBAの開発

EXCEL・VBAによるシステム構築、プログラミングにも共通したリスクがあります。

企業が長年システム開発を続けて行くと、必ずキーとなるシステムあるいは
プログラムと言うものが結果的に出てきます。
どのシステム、プログラムだって重要なのですが、とりわけ重要なのが

①他の多くのシステムに影響を与えるもの
②特にその企業の稼動に即直結するもの

などです。

鉄道で言えばターミナル駅。事故が起きると全てが止まる。

こういった一番重要なところに限って、変更や追加処理で手を加える
機会が多くなるんです。

結果、肥大化していく傾向にあります。

肥大化し、複雑になったプログラムは多大なリスクを持ってます。

メンテナンスに時間がかかる、修正ミスがおきやすくなる、トラブルが増える、
トラブルの結果損失を被る、社会に迷惑がかかる。
と言うことで再度言います。

設計思想が古いとわかったら、作り直したほうが早い。</font>
部分的な対処をするのではなく。

そうは言っても、今回の東京電力を見てもわかるようにお金のかかることに
企業(いや人間は?)は腰が重いです。

で、結局致命的なトラブルが起きてからでないと、行動しないです。

簡易言語であるEXCEL・VBAでさえもこういう傾向にありますね。
割と簡単につくれるからと安易にシステム構築、プログラミングしますが、
結局肥大化して身動き取れなくなったEXCEL・VBAシステムをお持ちの
事業所がたくさん。

そして、その対応として仕事をいただける私は良いのですが、
どちらかというとそれは作り直したほうが良いんじゃない?という案件が
多いのが正直なところ。作業も実は複雑で面倒です。

結局、リーダーの決断が必要なんですね。その決断を企業に積極的に
勧めて行きたいものです。

災害対策もExcel開発も情報処理

2011年3月11日。この日は忘れられない日になってしまいました。
私はまさに今回被災した地域で生まれ、親戚も相当数います。
亡くなった人はいなくて、良かった。

でもあえて言うと、やはり準備が足らなかったかもなとも思ったり。

過去のデータを考慮することや最悪の状況を想定して仕事や生活する。
これは長年やってきたシステム開発にもあてはまるなあ。

情報の管理、処理が今回ほど大事だと思ったことはないですし、
日本の場合は、まだまだ遅れていると感じました。

で、異論は承知で今回の失敗を書くと

①あの地域は明治29年、昭和8年にも大津波を経験しているのです。
明治のは最大で38Mの大津波、22000人の死者を出してます。
そしてそのとき以来「ここより下に家を建てるな」と書かれた塚がかなり立ってる。
しかし、それを無視して多くの人家、建物が海のそばに建てたのは過去の失敗を生かしていない。

工学院大学教授、東京大学名誉教授の畑村洋太郎先生失敗から学ぶ態度は
技術屋としては本当に参考にしています。






②原発は過去の津波の高さ、強さを考慮しなかったと言うことになる。

③三陸は陸の孤島と言われるくらい、山地が内陸の都市と海沿いの町を隔てています。
新幹線の駅を降りてから、車で3時間はかかるような場所でライフラインが寸断されたら
大変です。今回そうなりました。
ですから、ちょっとした発電、衛星電話、パソコンを各地域が装備していないことが失敗。

情報通信は大きな役割を果していましたね。
一番はグーグル。被災者の氏名を書き出した表を写真で集めてアップしたり、
被災者情報を書き込めるサイトを立ち上げていましたが、これには実際に私自身
親戚の安否確認で助けられました。

でもGoogleって一企業ですよ、それもアメリカの。国は表彰しないといけないくらい。

結局。すべて「スピードが命」だということですね。 

情報処理は全ての仕事を助けると主張している当ブログですが、

おおげさでも何でもないですわ

あらためて思い知らされますね。